結合テストについて
結合仕様書を書く上で必要となったので確認しておきます。
インターフェーステスト
インターフェーステストとは、一つのサブシステムとサブシステムが正しく連携されるかを確認するためのテストです。
サブシステム上から設定したパラメータの数や桁数・型、形式、文字コード・改行コードなどといった情報が、連携元と連携先で想定どおりに動作することを確認するテストです。
実際のサブシステムを用いて通信方法・形式・データ構造を確認し、インターフェースのプロトコルやメッセージのやり取りを確認するテストです。
例えば「一覧画面から詳細画面へ遷移する」といった画面遷移が良くありますが、一覧画面から詳細画面に遷移する際に、
詳細画面を表示するパラメータが一覧画面から渡されているはずです。
こういったパラメータを「画面間のインターフェース」と呼ぶため、結合テストではインターフェースを検証するとも言えます。
結合テストの検証ポイント
画面からの操作のバリエーションに対応する最終的な出力結果を確認しますが、
それに加えて、サブシステム間の「インターフェースとなる出力結果」も正しく受け継がれていたかどうかの意味で確認をします。
基本的な考え方としては、一連の業務なりサブシステムを一つの大きなプログラムとしてとらえ、それに対してブラックボックス的なアプローチ(入力と出力を見る)をとることになります。
そして、入力・操作・動作条件の違いによって異なる機能に遷移して別のルートをたどる、といった処理の分岐が起きるポイントをケースとして押さえれば良いということになります。
要件定義段階で決められていることを確認する
システムのレスポンスが守られているのかを確認するためには、要件定義段階の資料を見れば良いです。
レスポンスデータのプロトコル内容を把握し、表示される条件やケースを要因として記述すれば良いということになります。